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「立ち上がるときに膝がギシッ」「階段を下るとズキッ」――そんな膝の痛みを感じていませんか?
40〜50代の女性に多い膝の痛みは、関節の構造が関係しています。

膝関節は、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)、その上にはお皿と呼ばれる骨(膝蓋骨)があります。その間にあるクッションのような“軟骨”や“半月板”でできています。その2つの骨だけでは不安定なため、周囲には靱帯や筋肉があり、体重を支えながらスムーズに動けるようになっています。ところが、姿勢や動作のクセ、運動不足などで筋力が低下すると、このバランスが崩れ、軟骨にかかる負担が増えてしまうのです。

その結果、軟骨がすり減り、その他の靭帯や筋肉に炎症が起きて「変形性膝関節症」などの痛みにつながります。特に女性は、筋肉量が少なく、ホルモンバランスの影響もあるため、不安定な膝に負担がかかりやすい傾向があります。

対策としては、膝の前や内側にかかっている負担を改善することにあります。
膝の痛みは「年だから」ではなく、身体の使い方のサイン。
今のうちに見直して、しなやかに動ける脚を取り戻しましょう。